速読を試してみたい!
でも速読って、嘘っていう口コミもあるし。
どれくらいの効果があるか知りたい。
このようなお悩み、疑問にお答えします。
ちなみに私も「速読を習得して、沢山のことを知りたい」
そう思い、7日間の速読トレーニングをしてみました。
その結果、本を読むスピードが1.3倍くらいアップ。
参考書には向かない。などの気づきがありました。
この記事で分かること
- 速読がうさんくさいと言われる理由
- 速読トレーニングで得られた効果
- 速読トレーニングで感じたデメリット
速読の情報を集め、実践して分かったことを正直にお伝えします。
速読は嘘、うさんくさいと言われる理由
情報を集めていく中で、気になる口コミを見かけました。
速読って本当にある?
嘘っぽい、うさんくさい。
うさんくさいと言われる理由をまとめてみました。
速読のイメージの違い
突然ですが、あなたが思う「速読のイメージ」ってどんな感じでしょう?
私の最初のイメージでは、この動画のように本をザーっとめくって内容を理解しているという認識でした。
どうでしょう?
多くの人が『噓でしょう?』と思うはずです。
世の中には、これくらいの速度で本を読めてしまう人が居るのかもしれませんが、普通の人には到底無理です。
修得できた人が少ない
もう一つは「できなかった人」の体験談。
お金や時間をかけて速読を習得しようとしたが、できなかった。
早く読んでも内容が頭に入らなかった。
このような口コミも多くみられ、できない=嘘というイメージがついてしまったと予測します。
主な速読トレーニング
速読には様々なトレーニング方法が存在します。
書籍や速読スクールによっては、いくつかの方法を掛け合わせて指導している所もあるようです。
ここでは主な速読トレーニングをご紹介します。
目のトレーニング
目の筋肉を鍛えるトレーニング。
目の筋肉と動かし方を鍛えて、文字を早く追えるようにする方法です。
よくあるのは、図のような点と線を目で追っていくというもの。
トレーニングを続けると、段々早く目で追えるようになるそうです。
読み方のトレーニング
文章や本の読み方を工夫するトレーニング方法。
- 1行じゃなくて2~3行まとめて読む。
- 全体をざっと見て必要なところだけを読む。
- 目次やまえがき、あとがきを読んで本の概要を知る。
この方法では、本の読み方、概要のつかみ方、要点の見つけ方が身に付きます。
要点だけ知りたい。
効率的に本を読みたい方にピッタリです。
脳のトレーニング
文章や単語を見て、イメージして理解するトレーニング方法。
文字を読んで理解するのではなく、そのページを写真に撮ったように頭の中にコピーするというもの。
写真読みや右脳速読法とも言われています。
これは結構、訓練が必要そうです。
私が実際に試した方法
速読の本に沿って、倍速の音声を聞きながら本を読んでいくというのを7日間行いました。
音声トレーニングに、読み方のトレーニング、脳のトレーニングを組み合わせたものです。
詳しいトレーニング内容
- 音声トレーニング
3倍、4倍、10倍速の音声を聞きながらテキストを読む。 - 読み方のトレーニング
帯やカバー袖、目次、見出し、まえがき、あとがきを読んで概要をつかむ。 - 脳のトレーニング
写真読み(ページを見てイメージで把握する)
読んだ本
『世界一わかりやすい速読の教科書』
- CD付きでトレーニングしやすい。
- 早く読むだけでなく、読んだ本の内容が理解できる速読方法。
- 短期間で効果を実感できると感じた。
という理由でこちらの本を買いました。
7日間のレポート
私が実践した速読トレーニングの内容とスケジュールは下記のとおりです。
- 1日目3倍速の音声を聞きながらテキストを読む
- 2日目3倍速、4倍速の音声を聞きながらテキストを読む
- 3日目2日目のトレーニングに加え、10倍速の音声を聞く
- 4日目4倍速の音声を中心にテキストを読む
本の概要をつかむトレーニング - 5日目10倍速を中心にテキストを読む
ページを見て把握するトレーニング(写真読み)
- 6日目3倍速を中心にテキストを読む
- 7日目1~6日でやった方法の総復習
1日目で全くついていけなかった3倍速の音声が、6日ではしっかり聞き取れるように。
4倍速はところどころ聞き取れる程度。
10倍速はもちろん聞き取れません。
4日目の本の概要のつかみ方は、効果がありそうだと感じました。
5日目でやった、写真読みは全くできませんでした。
実際に得られた効果
7日間のトレーニングで得られたのは以下の3点。
- 内容の理解度は変わらず、読む速度は1.3倍くらい速くなった。
- YOUTUBEの2倍速でも聞けるようになった。
- 効率のよい本の読み方が分かった。
具体例をご紹介します。
読む速度は1.3倍くらい速くなった
速読の効果を計るのに、本を読んだ時間を計測してみました。
始めて読む本で、一節8ページ、同じくらいの文字数を速読前と後で二節読んだ結果。
速読前 → 4分42秒
速読後 → 3分39秒
内容の差はあるので明確な数字ではありませんが、約1.3倍の効果がありました。
YOUTUBEを2倍速でも聞けるようになった
以前の私は、YOUTUBEの2倍速だと何を言っているのか分からない状態でした。
今ではYOUTUBEの2倍速は、作業をしながらでも聞き取れるまでになりました。
読書ではないですが、身について良かったスキルです。
効率のよい本の読み方が分かった
役に立ったのは、本の目次や見出しを見て必要なところを読む方法です。
時間がない時に知りたい箇所だけ読むので効率的です。
本屋さんや図書館で、読みたい本を見つけるときにも役立ちます。
試して分かったデメリット
嬉しい効果があった速読。
一方で、イメージ通りにはいかなかったり、速読には向いてない本もあると感じました。
魔法のような速読は無理
本を1冊1分で読む。1ページ1秒で理解する。など
魔法のような速読は無理です。
特殊な才能を持っていたり、特別な訓練を何年も続けるとできるのかもしれませんが、私には再現不可能だと感じました。
じっくり読むような本には向かない
理解して、暗記しながら読み進める参考書。
じっくり読んで表現を楽しむような本には向かない。と感じました。
まとめ:劇的な効果はないが、試してみる価値はあり
この記事では、速読について集めた情報と体験談をお伝えしました。
- 速読には、目、読み方、脳を鍛えるトレーニングなど様々な方法がある。
- 7日間実践して、1.3倍速くらいになった。
- 速読に向かないものもあると感じた。
魔法のような劇的な効果は見られなかったものの、速度の向上や日常でも役立つ読書スキルを習得できました。
「今より少し本を読むスピードを上げたい」と考える人には、試す価値があると言えます。
速読トレーニング始めてみてはいかがでしょうか?
速読のトレーニングをしたことで、時間を有意義に使えるようになりました。
なお、他の記事では時短にもなる、スキマ時間の活用法についてお伝えしています。
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