今回は秘書検定2級に合格した私の実体験をもとに、勉強方法、学習スケジュールをお伝えします。
- 秘書検定2級の勉強方法を知りたい。
- どうやって勉強したらいいかが分からない。
- ほかの人の勉強方法を参考にしたい。
こんな悩みや疑問を持っている方に、実際にやった勉強方法、スケジュールを具体的に説明していきます。
私は社会人になってからの取得。頭は良くない方です。
詳しいプロフィールはこちら→ プロフィール
秘書検定2級の難易度は?
秘書検定2級の難易度は、少し複雑な職場の常識やマナーを問われるレベルです。
合格率は124回(令和3.6.13)の試験では54.6%。
独学でも合格可能な試験内容です。
秘書検定2級の詳しい内容や3級との違いは、こちらの記事を参照ください。
勉強期間は1カ月(勉強時間は計45時間ほど)
秘書検定二級の勉強は1カ月前から開始。1日の勉強時間は1時間から1時間30分ほどでした。
働きながらの取得だったので、平日はお昼休みの空き時間や寝る前、休日は午前中に集中して勉強していました。
秘書検定2級対策おすすめテキスト、問題集
秘書検定2級で実際に使ったテキスト、問題集です。
※リンクは最新のシリーズを掲載しています。(2023.5.5現在)
テキストは『 出る順問題集 秘書検定に面白いほど受かる本 』
問題集は『秘書検定実問題集2級』
どちらか1冊でもいいかと思ったのですが、テキストだけでは問題数が少なく、実問題集の要点整理のページでは内容が物足りないと感じました。
知識に自信がない方や確実に合格したい方は、テキストと問題集2冊をおすすめします。
秘書検定2級の勉強方法
テキストを読む(2周)
- 1周目は読むだけ!
- 2周目でどうしても覚えにくい単語は殴り書き。付箋を貼っておくと便利。
- 直前は付箋を貼ったところを読み返す。
秘書検定の項目は
- 必要とされる資質
- 職務知識
- 一般常識
- マナー・接遇
- 技能
の5つで1~3は理論、4.5は実技で、理論と実技それぞれで60%以上の正解で合格となります。
まんべんなく点数を取れるよう対策しましょう。
まんべんなくと言っても、マナー接遇と技能のページ数が多く、ほかの項目よりもテキストを読むのに時間がかかりました。
あとで慌てないように、少し余裕をもって読み進めるのがおすすめです。
問題集をやる(2周余裕があれば3周)
- 1周目は2分以上悩まない。
- 分からない問題はチェックをつけて飛ばす、あとで解説を読む。
- 間違えたところ、少しでも不安なところにチェック。
1周目、2周目でも間違えた問題は要注意、テキストなどと合わせて復習しました。
時間があれば、間違えたところだけもう1周するのがおすすめです。
秘書検定2級勉強スケジュール
STEP0 勉強開始前 概要をつかむ
テキスト、問題集の最初に秘書検定の試験内容やどんな人材が求められるかが書いてあります。
例えば、『どんな人材が求められるか』という項目では問題の解き方のヒントになったりします。
他にも効率的な勉強方法などが書かれているので目を通しておきましょう。
覚える必要はないのでさらっとで大丈夫です。
STEP1 1週目 テキスト1周目
- テキストをざっくり読む(3日~4日くらいを目安、終わったら次のステップへ)
- 覚えられなくてもこの時は書かない。
- ノートまとめはしない。
1週目は読書感覚で読んで、しっかり覚えなくて大丈夫です。
読んでいて、『ふーん、そうなんだ。』くらいの感覚でOK!
STEP2 2週目 テキスト2周目
- テキストをしっかり読む。
- 全部読んだら、テキストの問題をもう1度解いて終了。次のステップへ!
- ノートまとめはしない。(しつこいようですが、大事な事なので2回目)
私の失敗談として、ノートまとめに時間をかけすぎて、その割にはあまり覚えていなかったという、効率の悪い勉強をしていました。
テキストはもうすでに要点がまとめられているので、きれいなノートまとめは不要です。
とは言っても書かなきゃ覚えられないよー!
書いたほうが覚られる。
という声もありそうなので、補足をしておくと、書いて覚えるのがダメなのではなく、きれいなノート作りはいらないということです。
私は覚えが悪いほうだったので、覚えられない単語などはノートや雑紙に殴り書きして覚えました。
覚えにくいところ、苦手だと思ったところに付箋を貼っておくと、後で見直す時に便利です。
個人的にテキスト2周目が一番時間がかかりました。
1週間でやろうと思うと少し慌ててしまうので、
テキスト1周目が終わったらすぐ2周目に入ることをおすすめします。
STEP3 3週目 問題集1周目
- 考えても分からない問題はチェックを入れて飛ばす(後で解説で確認)
- 間違えたところ、不安に思ったところにチェックを入れる。
- 解説を読んで分からなかった部分があればテキストで確認(確認したテキストページに付箋)
問題集はページ数はあるものの、過去問6回分。1回で35問なので40~50分くらいで解き終わります。
1日、1回分のペースで進めていきました。
STEP4 4週目 問題集2周目
STEP3と同じ感じで進めていきます。
間違えたところにチェックをつけていくと、
1回目と2回目でチェックのついたところは要注意。
逆に1回目と2回目でも答えられたところは、もうやらなくて大丈夫。
このような判断ができて、効率よく勉強できるので間違えたところのチェックはしておきましょう。
終われば、間違えてチェックのついたところを、もう1週やるとかなり仕上がります。
私は2日ほど余裕ができたので、再度チェックのついたところの問題のみ、もう1度やりました。
実際にやってみて、テキスト2周目、問題集1周目で時間がかかりました。
この期間に予定などがある時は、勉強スケジュールを調整できるようにしておきましょう。
当日 試験前のチェックはしっかりと!
試験前のチェックはしっかり!周りの人もテキストやプリントをもって最後の追い込みをしていました。
私は問題集はもっていかず、テキストだけもって行きました。
試験時間は2時間、時間には余裕があるので落ちついて。
途中退出も可能ですが、十分に見直しをしてから退出しましょう。
試験当日の服装や持ち物についてはこちらの記事でまとめています。
まとめ
この記事では、秘書検定2級の独学での勉強方法、具体的なスケジュールについてお伝えしました。
- テキスト2周、問題集2周。
- 不安なところ間違えたところに、付箋、チェックをつけて繰り返し。
- 試験当日は開始時間までチェック、必ず見直しをしてから退出。
皆さまの合格、心から応援しています!
ほかの記事では、資格取得にも役立つ間違った勉強法についても書いてます。
良かったら参考にしてみてください。
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